数えるのが面倒な部分
履修登録の前に、卒業まであと何単位必要かを確認します。このとき手間がかかるのは、合計の単位数ではなく区分ごとの数です。
全体の単位数が足りていても、教養科目が足りない、専門の選択が足りない、という形で残ることがあります。要項を開いて区分ごとの必要数を確認し、成績を見て取得済みを引く、という作業を区分の数だけ繰り返すことになります。
この部分は、資料を渡せばAIに任せられます。
用意する資料は2つ
必要なのは、自分の成績と、入学年度の履修要項です。
成績は、学務システムの成績照会からPDFで出力できます。表示条件の右上にPDFのボタンがあります。

表示対象の列は選べます。評価やGPAの列を外して出力することもできるので、区分ごとの単位数だけを渡したい場合は、そこで調整できます。
履修要項は、大学のサイトに要覧のページがあり、学部ごとのPDFが置かれています。自分の学部のものを取得します。
入学年度の要項を使います
要覧のページには、その年度の入学生向けの要項が並んでいます。ページを開いて最新のものを取得すると、自分の入学年度と違う要項を渡すことになります。
大学のページにも次のように書かれています。
履修登録・卒業(修了)要件確認にあたっては、入学年度の履修要項が適用されます
要件は年度によって変わります。違う年度の要項で数えると結果がずれますが、返ってくる数字自体は正しそうに見えるので、気づきにくくなります。資料を用意する段階で、年度を確認しておきます。
資料を貯める機能は使いません
資料を保存して繰り返し使えるサービスもありますが、この用途では使わない選択もできます。
渡す資料が2つで、聞いて決めたら終わりだからです。次に同じことをするのは半年後で、そのときは成績が更新されているので、どちらにしても取り直すことになります。
普通のチャットにPDFを2つ添付すれば足ります。
聞けること、聞けないこと
資料の中に答えがある質問には答えられます。
- 区分ごとの残り単位数
- 特定の科目を取ると、要件のどの部分が埋まるか
- 開講の曜日と時限が重なっていないか
- 履修の上限単位数を超えていないか
一方、資料に書かれていないことは答えられません。その科目が難しいかどうか、単位が取りやすいかどうかは、成績にも要項にも書かれていないので、聞いても推測が返るだけになります。
出てきた数字の確かめ方
区分の名前が要項の表記と合っているか、必修と選択必修を取り違えていないかは、要項に戻って確認します。ここを間違えると、卒業の年になってから足りないことが分かる形になります。
要項の書き方が曖昧な箇所については、学務課に確認するのが確実です。
渡す情報と、渡さない情報
| 渡す | 渡さない |
|---|---|
| 入学年度の要項(公開されています) | 学籍番号、氏名 |
| 成績照会のPDF(取得単位と区分) | 他人の成績や履修情報 |
成績のPDFには評価も含まれます。区分ごとの単位数だけで足りる場合は、出力時に評価の列を外しておけます。
使うときの流れ
- 成績照会からPDFを出力します
- 大学の要覧のページから、自分の学部と入学年度の要項を取得します
- 両方をチャットに渡し、区分ごとの残り単位数を出させます
- 取りたい科目を挙げて、要件のどこが埋まるかと、曜日時限の重なりを確認します
- 出てきた数字を、要項に戻って確認します
2と5は省略しないでください。年度を間違えると結果がずれ、確認を飛ばすと気づくのが遅くなります。